project

被災地の「いま」を未来へ。
震災の記憶を観光資源
として伝える

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プロジェクトについて

被災地の遺構を活かした

ツーリズムの創出

本プロジェクトは、震災の記憶や教訓を未来へと伝えるために、被災地に残された自然や建造物といった観光資源を対象とし、徹底的な現地調査
(悉皆〈しっかい〉調査)や地域住民への聞き取りを行っています。
聞き取り調査は、高校生の地域に対するシビックプライド(誇りや当事者意識)を醸成し、地元への定着意識を育む取り組みにもつながります。地域に愛される自然や建造物を「継承」や「復旧」の象徴としてとらえ、それらを観光資源として活用した新しい観光モデルを創出することで、より深い学びと気づきを得られるツーリズムの実現を目指しています。
特に、地域に対する愛着や誇りを記録・アーカイブ化し、風化させずに伝えていくことで、学びと共感を生む「震災を伝える観光」を提案しています。
このように、地域の声と記録に基づくツーリズムは、過去を学び、未来を考える“場”として新たな価値を創出します。

メンバー