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活動

観光地「加賀」の音を可視化する取り組み 音のアクセシブルツーリズムへの挑戦

このたび、金沢大学融合学域観光デザイン学類4年の披岸志都(指導教員:金沢大学融合研究域融合科学系/先端観光科学研究所 森崎裕磨助教)による、オノマト加賀のウェブサイトが公開されました。

この取り組みは、観光地である加賀地域の音を録音し、「音のアクセシブルツーリズム」として、視覚に障害のある方や音に敏感な方を含むすべての人々が、音の可視化を通じて観光地を楽しめるようにすることを目的としています。

その成果として、音を可視化したコンテンツ「オノマト加賀(※)」を公開しました。これにより、観光地の風景が誰でも楽しめる形で提供され、新たな観光価値を創出し、試行的な観光事業へとつながることを目指しています。

音を可視化したコンテンツ「オノマト加賀」とは、「オノマト加賀」は、加賀の観光地における音の録音を可視化したコンテンツです。音を視覚的に表現することで、音のイメージを視覚的に捉えることができ、さまざまな人々が観光地を新たな方法で楽しめるように配慮されています。

オノマト加賀のウェブサイトはこちら

(※)「オノマト加賀」のコンセプト 「オノマト加賀(Onomatokaga)」は、披岸志都とその研究チームによって提唱された、新しい観光体験を提供するコンセプトです。この取り組みは、音をただ「聴く」だけでなく、その音を「可視化」することにより、音楽や自然音、歴史的な背景を通じて視覚と聴覚の両方を刺激し、観光地の魅力を新しい視点で発見することを目指しています。

制作協力者:金沢大学フロンティア工学類 機械コア 4年 吉田愛香