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水辺のにぎわい創出へ
全国256箇所で乾杯
石川県内6ヶ所で
「水辺で乾杯」実施!

令和7年7月7日7時7分、全国256箇所で「水辺で乾杯」が一斉に行われました。

令和7年7月7日7時7分、全国256箇所で一斉に実施された「水辺で乾杯」が行われました。全国一斉水辺で乾杯は国土交通省をはじめとする官・民・学で構成された「ミズベリング・プロジェクト」が2015年から始めた取組みです。毎年7月7日午後7時7分に水辺で全国一斉に乾杯することを呼びかけています。
水辺に集まることをきっかけに水辺空間の創出や利活用について社会実験として考えていきます。
今回、石川県内では、6ヶ所で行われました。

①輪島・町野川会場
②七尾・御祓川会場
③金沢・犀川大橋会場
④金沢・金沢大学 角間川会場
⑤白峰・白山・手取川会場
⑥小松・梯川会場
金沢大学の学生や教職員も各地の水辺で乾杯に参加しており、水辺を活かしたまちづくりに参画しています。

◆金大関係者が主として関わった水辺で乾杯
【金沢大学角間キャンパス角間川:キャンパス内の川を活かして心地よい里山キャンパスへ】
角間キャンパスの水辺で乾杯では、地域創造カフェという全学の有志の学生グループがキャンパス内の周辺草刈りや清掃活動を行い、水辺の空間整備に向けた取り組みを行いました。
角間川は小さな川で、普段あまり気づかれない川ですが、水辺に人が集まり、にぎわいを生み出す第一歩となりました。
イベントでは、人間社会研究域地域創造学系の坂本貴啓講師(河川・流域まちづくり研究室『川と人』ゼミ/先端観光科学研究所併任)、林直樹准教授(農村戦略ゼミ、かくまラボ)、佐川哲也教授(角間里山本部幹事長)より「川を保全するには人のにぎわいと、工学や法制度の知識が必要です。この川は中地区と南地区の間を流れており、まさに“文理医融合の象徴”と言える存在です」との言葉が贈られ、学生たちは水辺環境への理解を深めました。
今後も学生によるワークショップ等を通じて、水辺を活かした心地よいキャンパスが創造されていくことを期待したいと思います。

【白山地域:ジオパーク世界認定の再認定に向けて!】
白山からほど近い手取川上流域の白峰河川公園で、水辺で乾杯が行われました。この地域は白山手取川ジオパークの山と雪のエリアの中核で、全国から多くの大学生がユネスコ世界ジオパークやユネスコエコパーク地域に学びにやってきます。
今回は金沢大生も多く参加する全国各地の学生で構成するサークル「しらみね大学村」の皆さんが企画しました。当日は住民の方はじめ白峰周辺の国交省の白峰砂防出張所長,流域対策課長(金沢河川国道事務所),環境省の自然保護官(白山自然保護官事務所),林野庁の森林官(白峰森林事務所),白山市副市長などが参加されました。今年2月にできた白山サテライトを通じて「世界の水教育拠点」の確立と「水源地域振興」の取り組みを推進していきます。本研究所では川澄厚志准教授が白峰地域の観光商品開発プロジェクトの演習を行ったり、坂本貴啓講師がジオパーク推進協議会学術部会委員として地域振興などの取り組みなどを行っています。